100円で購入できるアイアン塗料としてSNSでも話題になっているダイソーのメタリックペイント。
そんな人気のアイアン塗料であるメタリックペイントを金属に塗って活用したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
ただ、残念なことに、ダイソーのメタリックペイントは金属に使用することができません。
この記事では、ダイソーのメタリックペイントが金属に塗れない理由に触れながら、アイアン塗料を金属に塗りたいときの対処法について紹介していきます。
ダイソーのメタリックペイントは金属の塗装には向いていない
ダイソーのメタリックペイントは水性の塗料です。
水性の塗料は油性の塗料に比べて刺激臭が少なく扱いやすいというメリットがある反面、油性の塗料よりも密着しづらく定着しにくいというデメリットがあります。
金属やプラスチックは油性の塗料でも密着・定着しづらい素材なので、油性の塗料よりも密着性・定着性に劣る水性の塗料であるメタリックペイントは、より金属やプラスチックを塗装するのに適していないと言えるわけです。
実際、ダイソーの公式通販サイトの商品ページにも「金属、プラスチックには使用しないでください。」と記載されています。
金属は特に塗料を密着・定着させるのが難しく、塗料メーカーから発売されている本格的なアイアン塗料を用いて塗装する場合でも、プライマーと呼ばれる下塗り材と一緒に使用するのが一般的です。
プライマーで下地を作り、アイアン塗料が密着・定着しやすい環境を作って初めて綺麗に塗装できるようになるわけです。
ただ、プライマーはそういった本格的な塗料に最適化された製品なので、ダイソーのメタリックペイントと併用することはできません。
併用したとしても、思うような効果は得られず、うまく塗装できなかったりすぐに塗装が剥がれてしまう可能性が高いと言えます。
アイアン塗料を金属に塗りたいならアイアンペイントがおすすめ
メタリックペイントのようなアイアン塗料を金属に塗って加工したいと考えているのであれば、より本格的なアイアン塗料であるターナー色彩の「アイアンペイント」がおすすめです。
僕は実際にアイアンペイントでアルミサッシを塗装した経験がありますが、かなりいい感じに塗装することができました。
アイアンペイントでの塗装はとても簡単で、先に下地材であるプライマーを塗装し、プライマーが乾いた後にアイアンペイントで上塗りしていくだけです。
それだけで、インダストリアルな雰囲気を演出できるようになります。
まとめ
ダイソーのメタリックペイントは、木材などの素材に使用することはできますが、金属やプラスチックの塗装に使用することはできません。
公式の通販サイトにも金属やプラスチックには使用できないと記載されています。
ただ、アイアンペイントのように金属の塗装にも使用できるアイアン塗料もあるので、金属を塗装したいと考えている方は、ぜひアイアンペイントの活用を検討してみてください。
その際は、下地材であるプライマーも忘れずに購入するようにしてくださいね。