窓に取り付けられる遮光製品には、
- カーテン
- ロールスクリーン
- ブラインド
など、いくつか種類があります。
実際、どの製品を選ぶべきかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、すべての遮光製品を試してきた僕の経験をふまえながら、3つの遮光製品を比較し、窓に取り付けるならどっちがおすすめかについて紹介していきたいと思います。
カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのメリット・デメリット
窓に取り付けるアイテムをどれにするか考える上でまず押さえておきたいのが、
- カーテン
- ロールスクリーン
- ブラインド
の、メリット・デメリットについて。
カーテン、ロールスクリーン、ブラインドは、それぞれの長所と短所が異なるので、それぞれの長所と短所を理解した上でより最適だと思われる方を選ぶべきです。
それぞれのメリットとデメリットについて解説していきます。
カーテンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・製品が多い ・リーズナブルな製品も多い ・取り付けるのが簡単 | ・ブラインドよりも調光しづらい ・おしゃれ感を演出するのが難しい ・製品が多く選ぶのが大変 |
カーテンの主なメリットとデメリットは上記のとおりです。
カーテンは最もポピュラーな遮光製品ということもあってとにかく製品が多いので、より自分の部屋にあったものを選びやすい・手に入れやすいというメリットがあります。
安い製品も多く、一組2,000〜3,000円ほどで売られているものも少なくありません。
また、賃貸物件であればほとんどの物件にカーテンレールが備わっているので、取り付けるのが簡単というメリットもあります。
一方、ブラインドのように細かく調光できない点はデメリットになりますし、野暮ったくなりやすくおしゃれ感を演出するのが難しいというデメリットもあります。
製品が多い点は、選ぶのが大変というデメリット的な側面もあるので注意しなくてはいけません。
ロールスクリーンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・コンパクト ・おしゃれ感を演出しやすい | ・カーテンやブラインドに比べると高い ・製品の種類が少ない ・細かな調光には向いていない ・威圧感や圧迫感がある ・事故に注意が必要 |
ロールスクリーンの主なメリットとデメリットは上記のとおりです。
ロールスクリーンはカーテンのようにヒダがあるわけではなくボリュームがないので、窓をシンプルでコンパクトにまとめられるというメリットがあります。
カーテンに比べておしゃれな雰囲気を演出しやすいのもロールスクリーンの魅力の一つです。
一方、カーテンやブラインドに比べると若干高い傾向にありますし、カーテンやブラインドほど種類が多いわけではありません。
また、3つの製品の中で最も調光しにくい製品だと言えます。
コンパクトではあるものの威圧感や圧迫感が出やすい点もデメリットになりますし、小さなお子さんのいるお宅の場合、昇降用の紐の取り扱いに注意が必要な点もデメリットになります。
ブラインドのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・調光しやすい ・おしゃれ感を演出しやすい ・威圧感や圧迫感がない | ・種類が少ない ・掃除に手間がかかる ・事故に注意が必要 |
ブラインドの主なメリットとデメリットは上記のとおりです。
ブラインドの代表的なメリットとしては調光性の高さがあげられます。
カーテンやロールスクリーンはブラインドほど細かく調光できるわけではないので、非常に魅力的なポイントの一つです。
また、カーテンやロールスクリーンよりもおしゃれ感を演出しやすく、それでいて威圧感や圧迫感を感じることがありません。
ただ、ロールスクリーン同様、種類が少ないというデメリットや紐の取り扱いに注意が必要になるというデメリットがあります。
製品の性質上ホコリが溜まりやすく掃除に手間がかかる点は、ブラインドのデメリットの中でも特に大きなデメリットの一つです。
カーテン・ロールスクリーン・ブラインドを6つの項目で徹底比較
価格 | 調光 | お手入れ | おしゃれ度 | 種類 | 設置 | |
カーテン | ◎ | △ | △ | △ | ◎ | ◎ |
ロールスクリーン | △ | ✕ | ◎ | ◯ | △ | ◯ |
ブラインド | ◯ | ◎ | ✕ | ◎ | △ | ◯ |
すべての遮光製品を購入して取り付けた経験を踏まえ、5つの項目でカーテン、ロールスクリーン、ブラインドを比較してみました。
カーテンは価格が安く、種類の豊富さについては群を抜いています。
最も設置しやすいのもカーテンです。
ただ、調光性やおしゃれ感の演出のしやすさという点では見劣りしますし、洗濯が必要になるのでお手入れにも意外と手間がかかります。
ロールスクリーンは手入れの手間こそかかりませんが、調光がしづらく価格も高いので、クセの強いアイテムだと言えるでしょう。
3つの製品の中で個人的に最もおすすめしたいのはブラインドです。
ブラインドは種類が少なく手入れが大変というデメリットこそありますが、調光のしやすさは抜群ですし、既製品であれば価格もそこまで高くありません。
何より、窓まわりを一気におしゃれにしてくれるので、部屋をおしゃれにしたいのであればブラインドがおすすめです。
まとめ
窓に設置できる3つの遮光製品のうち、どの製品がおすすめなのかについて紹介してきました。
あくまで個人的な意見ではありますが、3種類とも設置した経験を踏まえると、おすすめなのはブラインドです。
使い勝手がよく、部屋をおしゃれにできるのはブラインドです。
ロールスクリーンもおしゃれになりますが、細かな調光ができないという致命的な弱点があります。
カーテンは最もセンスの問われるアイテムだと思っていて、センスのいい人が選んだカーテンであれば部屋がグッとおしゃれになりますが、そうでない人がカーテンを選ぶと一気に部屋がダサくなってしまいます。
なので、インテリアに詳しい方でない限りカーテンはおすすめできません。
ブラインドは本当におすすめできるアイテムなので、遮光製品選びが難航している方は、ぜひブラインドの導入を検討してみてください。