初めてiPadを購入するときに気になるのが、月々の利用料金について。
実際僕も初めてiPadを購入するときは料金のシステムがよくわかっておらず、「月々いくらかかるんだろう…」と不安に感じていたのを覚えています。
この記事では、iPadの月額料金について紹介していきます。
docomo、au、SoftBankの3大キャリアでiPadを契約した場合の月額料金をシミュレーションした結果も紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
iPadは月々いくらで使える?
まず初めに理解しておいてもらいたいのが、「iPadは必ず月額料金の支払いが発生する製品ではない」という点について。
Apple Storeや通販サイトでSIMフリーと呼ばれる本体を一括で購入し、自宅やフリーのWi-Fiスポットに接続して使う分には月額料金は発生しません。
本体を分割で購入する場合や通信手段としてモバイルデータ通信を利用する場合にのみ、月額料金の支払いが発生するということを覚えておいてください。
ここでは、iPadを分割で購入する場合やモバイルデータ通信を利用するために格安SIMなどの通信業者のSIMを契約する場合の料金について解説していきます。
iPadの本体を分割で購入した場合に月々の支払額
iPadはモデルや容量によって本体価格が大きく異なるので、それぞれのモデルの最小構成のiPadを購入する場合を例に、月々の支払額をシミュレーションしていきたいと思います。
それぞれのモデルの最小構成のiPadを、
- 3回
- 6回
- 12回
- 24回
- 36回
で購入する場合の月々の支払額は以下のとおりです。
モデル | 本体価格 ※セルラーモデル | 3回 | 6回 | 12回 | 24回 | 36回 |
iPad mini | 94,800円 | 31,600円 | 15,800円 | 7,900円 | 3,950円 | 2,633円 |
iPad | 69,800円 | 23,266円 | 11,633円 | 5,816円 | 2,908円 | 1,938円 |
iPad Air | 106,800円 | 35,600円 | 17,800円 | 8,900円 | 4,450円 | 2,966円 |
iPad Pro 11インチ | 139,800円 | 46,600円 | 23,300円 | 11,650円 | 5,825円 | 3,883円 |
iPad Pro 12.9インチ | 181,800円 | 60,600円 | 30,300円 | 15,150円 | 7,575円 | 5,050円 |
ただし、こちらの価格には分割手数料が含まれていませんので、分割回数におうじて手数料がプラスされる可能性があることを覚えておいてください。
モバイルデータ通信を使用するのにかかる料金
Wi-Fiに接続できる環境を用意するのが難しい場合、通信業者のSIMを購入し、モバイルデータ通信でインターネットへの接続をおこないます。
iPadでSIMを利用できる代表的な通信業者の月額料金は以下のとおりです。
通信業者 | 月額料金 |
docomo(ahamo) | 2,970円(20GB) |
au(POVO) | 2,700円(20GB) |
SoftBank(LINMO) | 2,728円(20GB) |
Y!mobile | 4,158円(25GB) |
楽天モバイル | 3,278円(無制限) |
mineo | 1,925円(20GB) |
OCNモバイルONE | 1,628円(10GB) |
IIJmio | 1,950円(20GB) |
BIGLOBEモバイル | 4,950円(20GB) |
イオンモバイル | 1,738円(20GB) |
各通信業者はプランをいくつか用意しますが、上記の表ではそれぞれの通信業者のスタンダードなプランの金額を掲載しています。
iPadを3大キャリアで契約したときの月額料金
docomo、au、SoftBankの3大キャリはスマホだけでなくiPadの販売もおこなっています。
これらのキャリアでiPadの購入を検討している方も多いのではないでしょうか?
第5世代のiPad Air(64GB)のセルラーモデルを購入し、キャリアの通信プランを契約する場合を例に月額料金をシミュレーションしてみた表が以下の表になります。
キャリア | 本体価格 | 通信料金 | 合計 |
docomo | 2,286円(23回) | 3,465~7,315円 | 5,751~9,601円 |
au | 2,780円(36回) | 6,237円 | 9,017円 |
SoftBank | 2,505円(24回) | 1,408~5,408円 | 3,913~9,601円 |
キャリアは通信料金が高いので、あまりおすすめできません。
また、docomoやSoftBankは本体価格がかなり安く感じられますが、こちらは乗り換えプログラムというシステムが反映されたときの価格で、23~24ヶ月後にiPadを返却しなくてはいけません。
返却しない場合は、残っている数万円の残債を支払うことになります。
月々の料金も特別安いというわけではないので、キャリアで購入するぐらいであればSIMフリーの端末を購入して、格安SIMのSIMでの運用の方がおすすめです。
まとめ:
iPadは、本体を一括で購入してWi-Fiで運用するのであれば月額料金は発生しません。
一方、本体を分割で購入する場合は本体代金を毎月支払わなくてはいけませんし、Wi-Fiではなくモバイルデータ通信を利用する場合は通信料の支払いが発生します。
本体を分割で購入して通信会社のSIMも契約する場合は、最低でも月4~5,000円はかかると考えておきましょう。
キャリアでの契約は基本的に高くついてしまう傾向にあるので、キャリアでの契約を検討している方はその辺を理解した上で契約するようにしましょう。