YouTubeやウェブメディア、ブログなどで大絶賛されているiPad mini 6。
僕も我慢できずに購入してしまったiPad mini 6ですが、使い始めてから3ヶ月ほどでiPad Proに乗り換えてしまいました。
iPad mini 6は確かに魅力的な端末ですが、気になるところも多く、個人的にはあまりおすすめできないデバイスだと考えています。
特に初めてiPadを購入する人にはおすすめできません。
この記事では、僕がiPad mini 6を実際に使ってみて感じた良いところと悪いところをレビューしていきたいと思います。
iPad mini 6の良いところ
- 読書に最適なサイズ感
- 軽い
冒頭から酷評してしまったiPad mini 6ですが、もちろん魅力的な面もあります。
僕が実際に使ってみて感じたiPad mini 6ならではの良いところは、上記の2点です。
それぞれ詳しく解説していきます。
1. 読書に最適なサイズ感
iPad mini 6は、読書用としてはこれ以上ないと言っていいほど最高の端末です。
他のモデルほど大きくないので片手で持って長時間読書をしていても疲れませんし、ソファやベッドに寝転がりながら長時間読書することもできます。
ちょうど少年コミックと同じくらいのサイズ感なので漫画はもちろん、小説なんかを読むのにも最適です。
2. 軽い
僕が元々使っていた12..9インチのiPadからiPad mini 6に乗り換えた理由が「軽さ」です。
僕は12.9インチのiPad Proにケースとキーボードが一体となっているSmart Keyboardを装着して使っていたのですが、Smart Keyboardを装着するとMacBook Airと変わらない重量になってしまいます。
それだけ重いと、タブレットとして使うには難があります。
一方、iPad mini 6は本体の重量が297gと12,9インチのiPad Proの半分以下の重さしかなく、ケースをつけても400gほどにしかなりません。
タブレットを日常的に活用する上で軽さは正義だと思っているので、このiPad mini 6ならではの軽さはとても魅力的なポイントだと思っています。
iPad mini 6のイマイチなところ
- バッテリーの持ちが悪い
- サイズが小さすぎて用途が限られる
- 価格が高い
実際にiPad mini 6を使ってみて「ここはイマイチだな…」と感じたところとしては、上記の3点があげられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
1. バッテリーの持ちが悪い
iPad mini 6を使っていてまず気になったのが、バッテリー持ちの悪さです。
僕はこれまで無印のiPad、12.9インチのiPad Pro、11インチのiPad Pro、そしてipad mini 6と4種類のiPadを使ってきましたが、バッテリーの持ちについて不満を感じたのはiPad mini 6だけです。
iPad mini 6を使っていると、「え?もうこんなに充電減ってるの?」と感じることが何度もありました。
もちろん、その都度充電したりモバイルバッテリーを持ち歩いたりすることでカバーできますが、バッテリーの持ちの悪さはかなりストレスになります。
iPad mini 6のバッテリーの持ちの悪さについては、iPad Proと検証して比較した結果を以下の記事にまとめているので、気になる人はこちらもチェックしてみてください。

2. サイズが小さすぎて用途が限られる
iPad mini 6のサイズ感はかなり魅力的だと紹介してきましたが、そのコンパクトなサイズ感が魅力的に感じられるシーンは限られています。
僕の場合は本や漫画を読むときぐらいで、サイズの小ささにストレスを感じるシーンの方が断然多かったです。
ブラウジング用の端末としてはより扱いやすいスマホの方が便利ですし、ノートやイラスト用として使うには小さすぎます。
映画やドラマを見るには迫力にかけますし、画面が小さすぎてマルチタスクの機能がまったく活用できないので、勉強用にも使えないなと感じました。
読書用の端末としては最高なのですが、そのためだけに70,000円も出すのはどうかと思います。
3. 価格が高い
iPad mini 6は他のiPadよりもサイズが小さく、特に性能が高いモデルというわけでもないので安いと思われがちですが、特別コスパの良いモデルというわけではありません。
サイズや性能から考えると、むしろ価格が高く、コスパの悪いモデルだと言えるでしょう。
プラス12,000円でM1チップが搭載され、10,9インチと画面のサイズも大きいiPad Airが購入できるので、断然iPad Airの方がおすすめだと言えます。
iPad mini 6は使う人を選ぶのでiPadでおすすめするできる人はかなり限定的
3ヶ月間がっつり使用し、他のiPadの使用感と比較した結果、iPad mini 6は使う人を選ぶ端末だな感じました。
あくまで僕個人の感想ですが、他のモデルではなくiPad mini 6の方をおすすめできるのは「サブ機として活用したい人」くらいかなと感じています。
iPad mini 6だけで何でもこなそうとするのはおすすめできませんが、普段メインで使っているiPadのサブ機として使うのであれば全然アリです。
サイズ感や軽さなど、他のモデルにはないならではの魅力がある端末なので、サブ機としては最高のiPadだと言えます。
ただ、だからこそおすすめできる人はかなり限定的で、初めてiPadを購入するという人にはおすすめできないと言えるわけです。
まとめ:
さまざまな媒体で大絶賛されているiPad mini 6について正直にレビューしてみました。
あくまで僕個人の意見なので、「iPad mini 6は最高のデバイスだ!」という意見もあるかとは思いますが、iPad mini 6を購入した人の中には僕の意見に賛同してくれる人も多いはずです。
少なくとも初めてのiPadとしてはおすすめできる端末ではないので、初めてiPadを購入するのであれば、iPadでできることを思いっきり楽しめる無印のiPadやiPad Airの購入を検討してみてください。